2013年8月5日月曜日

今夏の楽しみ(映画編)

 なんと言っても、(個人的に)この3作。

①パシフィック・リム 8/9~
②ガッチャマン 8/24~
③キャプテンハーロック 9/7~

 とりあえず①は置いておいて、②から。

 小生の幼稚な文章からは想像もつかないだろうけど、実は私は、リアルタイムでのガッチャマン世代なのである。そしてその私が期待しているのが、”大人の為のガッチャマン”なのだ。爽快でイカしたヒーローはアニメでじゅうぶん。できれば実写版ならではの、クールで、それでいてシュールな、陰のあるガッチャマンを見たいのだ。果たして私の夢は叶うのか――

 トレーラーを観る限り、きっとそれはイエスに違いない(できればそう信じたい)。戦闘マシーンとして育てられ、その生い立ちに苦悩する若者たち。そしてその苦悩の中から、次第に闘うことの意味を見いだし始める。それは誰のためでもなく、自分のため――

ガッチャマン予告編

 次は③。正直に言うと、(本当はリアルタイムのはずだけど)この作品の原作は見たことがない。だから、まったく新しい作品としての見方しか出来ない。
 トレーラーを観た。鳥肌が立った。とにかく、「カッコイイ」のだ。自由を失った世界の終焉に立ち向かう海賊、彼の信条は「自分で信じるもののために闘う」 
 唯一心配のは、CGだろうか。特に人物描写。トレーラーを観る限り、少しリアリティーに欠けると言わざるを得ない。願わくば、それを覆い隠すほどの素敵な展開と心情描写。でも、これだけは観てみないとどうにもわからない。

キャプテンハーロック予告編

 奇しくも、先に紹介した2作品には共通点があるような気がする。それは、「自分の意思」。価値観は与えられるものではなく自分で見つけるものだという、ある意味使い古されてきた陳腐なテーマではあるけど、私にとってはそれはとても意味があるのだ。

 ずうっと流されて生きてきた。今もそうだ。人の顔色を窺い、世間の評判を気にする。今さら変われと言われてもとうてい無理な相談だ。だから、映画の中でくらい夢を見たいのだ。
 実は小説もそうかもしれない。(無理やりこじつけるとすれば)夢を持てない人間だからこそ描ける「夢のある世界」がきっとあるに違いない。もちろんこれは、夢の持てない人間の勝手な妄想に過ぎないけど……。

 最後に①。とても期待している。ゴジラとアイアンマンを足して1で割ったような作品、そんな壮大な期待を抱かずにはいられない。しかも公開は今週末と来ているじゃないか。興奮するなという方が無理がある。家族でビール工場の見学に行っている場合じゃないのだ。(勝手にスケジュールを入れられてしまったのである。悲しい……)

パシフィック・リム予告編

 以上です。

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