2013年8月16日金曜日

表現の自由? そうじゃないのよ

 いよいよ僕の作品の表紙にも、「社会的に不適切な表現が含まれます」という但し書きをつけなければならない時代になりつつあるようだ。

 最近話題の「風立ちぬ」の喫煙シーンの問題。そして今日のニュースで見たばかりの、「はだしのゲン」の少年への閲覧制限の話題。
http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20130816-OYT1T00913.htm?from=tw

 「表現の自由」などという、マスコミや文化人のエゴイズムが生んだ独善的な言葉を使う気持ちは毛頭ないし、僕が使ってもバカの戯れ言にしか聞こえないだろう。僕が言いたいのはそんなことではなく、「隠すこと、真実から目を背けることが本当に良いのか?」 そのことだけである。

 大人やマスコミがまずすべきことは、民衆や子供に事実を伝えることだと僕は思う。見解なんてイラナイ、いや、最初から(独善的な)答えを与えてはいけない。判断するのは、その事実を受け止める本人なのだ。

 前にも書いたけれど、僕はジジイやババアが大嫌いだ(僕もジジイだけど)。「政治が・・・」とか「最近の若者は・・・」とか、ふざけるな! である。今の若者、お前等(中年も含む)よりはよっぽどマシだ、と、声を大にして言いたい(怖くて言えないけれど)。

 稚拙な知恵で思いついた浅薄な主義主張、そんなものは自分たちの中だけで遵守しろ。それを人に押しつけるような傲慢な考えは、今すぐやめろ。結論を、答えを導き出すのは、あんたらバカじゃなくて、若者なんだよ! と、心の中で叫んでみました。

 ということで、僕はこれからも堂々と、

エッチなシーンや、痛々しいシーンや、恥ずかしいシーンを書きまくるのである。

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