2013年11月4日月曜日

文学フリマは、甘くて酸っぱい柑橘系

 文学フリマに行ってきました。

 要領を得ないまま入り口で無料の冊子をいただき、いざ会場へ。

(ひえー!)
 いきなり圧倒されてしまいました。すごい数のブースです。しかも圧倒的に若者が多い。ジジイはすっかりビビってしまいました。でもせっかく足を運んだことだし、勇気を振り絞ってブースを見て回ります。
(オーマイガッ……)
 凄まじい数の本、しかもみんなしっかりと製本されていて、とてもりっぱ。順番に見て回るうちに、KDPでもご活躍の方々も数名発見! まずは犬吠埼一介さん。そう、あのツイッター界の暴れん坊将軍です。
(おやっ?)
 どうも様子が変です。暴れん坊将軍の席に、背筋をぴーんと伸ばした文学青年が座っているではないですか。表情も少しというか、かなり緊張気味です。もちろん僕は挨拶に立ち寄りました。

驚きました

 なんという礼儀正しい好青年。しかも、本をただでくださると言うではないですか。もちろん、お金を払いましたよ。

本当かよ……

 本当です。普段は十円でさえケチる僕ですが、今日の僕はひと味もふた味も違います。ビシッと五百円玉を渡しましたとも。戦利品↓


 そしてそのブースのすぐ近くに、見慣れた名前が。そう、幻夜軌跡さんです。黒いTシャツ一枚で、立ちっぱなしで声を張り上げています。さっそく挨拶に向かいました。

感動しました

 なんという好青年。爽やかで、しかも漲る熱い闘志がひしひしと伝わってきます。きっと近い将来大変な大物になるに違いないと、僕は確信しました。戦利品↓


 コンビニの戦士達外伝は、おまけで貰っちゃいました。申し訳ございません。<(_ _)>

 手ぶらで行ったせいであまり多くの本は買えませんでしたけれど、それでもすごい掘り出し物も見つけました。例えば、


 紫仙という方の作品ですが、僕なんかよりも10倍上手で、10倍面白いです。これもそうです。


 幻想銀座というファンタジー系ライトノベル合同誌なんですけど、すごく完成度が高いです。すっかり感心。

というか、お前が駄目なんじゃねーのか?

 そうです。色々と見て回りましたけれど、みんな僕よりも上手で、面白い作品ばかりでした。最初は立ち直れないくらいにショックでしたけれど、次第に闘志が湧いてきました。そして決めました。来春は、僕も参戦します。

は、恥かくぞ、おい……

 いいんです。ジジイだって負けていられません。これから頑張って、恥ずかしくない作品を書くのです。
 でも問題は、本です。本なんて創ったこともないし、作り方も知りません。それにずいぶんとお金もかかりそうだし……

 と言うことで、これから本の作り方を勉強して、お金も貯めます。お陰様で除妖師が(僕的には)売れまくり、恐ろしいことに今現在〈Kindleストア 有料タイトル - 237位〉です。しかも除妖師IIまでもが〈Kindleストア 有料タイトル - 576位〉
 夢でも見ているかのようです。まあ、もう二度とこんなことはないでしょうけれど。で、これで稼いだ、いや、皆さまに買っていただいたお金で、本を作ろうと思います。

待ってろよ、文学フリマ

 と、今からやる気満々なのです。

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