2014年9月9日火曜日

電書の価格と売れ行きの関係

 奇特な読者さま、お久しぶりです。Blogを、このまえいつ書いたかさえももう忘れてしまいましたよ。
 さて、今日は電子書籍の価格のお話です。じつは先日来、ある試みをしております。それは、変動価格制度ってやつの導入です。なんだそれ? と言って首を傾げたあなた、すでにどうしようもない落ちこぼれですね。資本主義社会の。でも好きですよ。そういうひと。

 話を戻して、では、変動価格制度っていうのは何なのか? 簡単ですね、まさに需要と供給の関係なわけです。かのケインズ博士の言った、「女将の見えざる手」ってやつです。良いものはよく売れ、それに払う対価も高くなり、逆に、良くないものはさっぱり売れなくて、ただでももらい手がなくなるっていうやつです。

 さて、僕はそれをアマ●ンで実行に移しましたとも。全作品を最低価格の99円にして、そこから売れた作品だけを徐々に値上げしていくわけです。それでどうなったか? 驚くなかれ、鼻から貴重な酒が零れんばかりの結果が得られたのです!

 相対的に高い作品の方が、よく売れる

 本当です。まず前提条件として、読者は僕の名前なんて知らないし、作品がどんなものかも知りようもない。なにしろウルトラニッチで、僕ですらよくわかっていないわけですから。だからなにを購入するかの選択の材料は、サンプルと価格と、アマゾンのレビューくらいしかないわけです。でもですよ、サンプルなんてしょせん走りの部分を読めるだけだし、得てして良作というのは、最初がぐだぐだで後半になって盛り上がるわけで、そんなことは賢明なる読者さまはとっくにご存じなわけです。じゃ、アマゾンのレビューは? 推して知るべし。50も100もレビューのついている巨匠ならまだしも、両手の指で余るほどしかないレビューに何の価値があろうかと。

 だからこそ相対的価格なんです

 きわめて性善説的な話になりますが、「この作品だけ高いのにはきっとわけがある」、そう思う紳士淑女もきっといるはずです。いや、いるんです。

 もっとたくさん書くつもりでしたが、酒もまわってきたし、すっかり書き疲れてしまいました。というこで、きょうはこれでお終い。続きはまたあしたね❤

(参考文献)

最高値の「エンジェル」がぶっちぎりで売れています。(といってもミミズの糞くらいのもんですけど)
http://www.amazon.co.jp/%E5%A6%82%E6%9C%88%E6%81%AD%E4%BB%8B(@KyouskeKisaragi)/e/B00A0IHXZC/ref=ntt_athr_dp_pel_1

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