2014年10月25日土曜日

新作の販売を開始しました

 みなさん、長らくお待たせいたしました。えっ、待ってない? 

待ってろよこのクソおやじ!

 うそですよ、もちろんうそですとも。
 さて、新作のタイトルは「サハラ」、その名のとおり舞台はエジプト、そう、あの古代文明で有名なエジプトです。
 これまでも小生は古代神話を題材とした小説をいくつか書いてまいりましたが、それらはすべてシュメール、すなわち現在のイラクを舞台にしたものでした。ではなぜエジプトなのか?

 じつはもう何年も前から、僕はこの古代エジプト文明に興味を持ち、いつかこれを題材にした小説を書きたいと思っていたのです。じっさいこの「サハラ」のプロットを書いたのはもう3年も前です。
 古代エジプト神話の魅力は、なんといっても「太陽神ラー」にあります。世界を造り、人類を創造したとされるラー、しかし偉大なる人類の父としての顔と共に、ラーはまた別の顔を持ち合わせていました。それは、

わがままで凶暴なる、悪魔の顔

 です。ラーが機嫌を損ねるのを恐れ、古代の王たちは神殿をこしらえ、貢ぎ物をしました。しかし高度な文明を築き自らの力を奢った人類は、次第にラーへの敬虔心を疎かにし始めます。そして再三にわたるラーの警告にも、その耳を貸そうとはしませんでした。

 そしてついに堪忍袋の緒が切れて、ラーは人類を滅亡させることを決意します。ところが、神はラーだけではありませんでした。そしてそれらの中には、人類をこよなく愛する神もいたのです。それが「ホルス」です。

 能書きはここまでです。さあ、あなたもぜひ、この魅力なるエジプト神話の世界にどっぷりと浸ってください。えっ、どうやって? 簡単です。愚輩の作品を読むだけで、もうあなたの魂は古代エジプトにすっ飛んでいくことでしょう。本当かって?

もちろん、そこは自己責任で……

 ということで、小生の新作「サハラ」、よろしくお願い申し上げます。

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